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川辺のレモン

映画・ドラマ・本の感想など。ネタばれあり

『ON 異常犯罪捜査官 藤堂比奈子』感想【ネタばれあり】

TVドラマのレビュー(国内)

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今期のドラマで視聴したのはこれと、『家売るオンナ』のみ。
前期のドラマ『世界一難しい恋』に出ていた波瑠さんが出てたのと、こういうサイコパス系の話が好きなので観ることに決めた。
設定が現実離れしていることと(カドカワ系列の漫画雑誌に連載してそう、と思ったら原作はカドカワ主催のホラー小説大賞の受賞作だったみたい)、雰囲気が暗いこと、一回ごとに話の区切りがつかない構成だったので、回を追うごとに視聴率が落ちていったというのは納得。でも、私はこういうザ・中二病って感じの話が大好物なので、最初から最後まで楽しめた。もし私が現役の中高生だったら、主人公のふるまいを真似して見事な黒歴史を作っていたかもしれない…。

あらすじ

藤堂比奈子は警察学校を優秀な成績で卒業した新人刑事。一見明るく真面目な態度で勤務する彼女だが、心に深い闇を持っており、興味の対象は殺人犯が人を殺害する心の"スイッチ"は何かという疑問を解明すること。
個性豊かなメンバーと共に捜査をしていく内に、様々な性格を持った猟奇的犯罪者と対峙していく事で、彼女の抱く疑問の答えは見つかるのか?

 ネタばれ感想

話としては女性を殺して皮をはぐ犯人と対峙する話の完成度がとても高かったと思う。
その猟奇性と耽美性は、オープニングムービーに描かれた作品のイメージにぴったり一致していた。火傷した女が美しい肌を持つ女性たちの皮を剥ぐことに執着するって、よく考えると意味不明だけど説得力があるし。
9話全体としてみると、主人公の内面について最後の決着がやや肩すかし感があったのと(「怪物」という言葉にあらがうのと、「正しく生きていける」という言葉を証明するのって、言葉が違うだけで同じじゃない?言った人が違うのが重要なの?)、クライマックスにもう少し動きのあるアクションがあってもいいような気がした。
でも周りのキャラクターが皆個性合って好きになってたので、終わるのは単純に寂しかった。(特に私は中島先生がめちゃくちゃツボで、登場するたび「萌えメガネが(出てきた)!」と叫んで家人の冷たい視線を浴びていた)

 関連リンク

↓原作小説はドラマとまた違った設定で面白い、とレビューにあったので
ちょうど50%オフだったのもあってkindleで購入してみた。